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ヤント/yantoとはアイヌ語で宿の意味

アイヌ民族は約150年前までは北海道やその周辺の島々に暮らしていました。
現在は、先祖代々が暮らした地域で変わらず生活する人、生まれ故郷を追われたり、差別や貧困から逃れるため、国内外を問わず別の地域に移り住んだ人も多くいます。
僕の父系の先祖は十勝の方から日高にやって来て、静内のあたりで生活していたそうです。その子孫の三兄弟が静内を離れる事になり、一番下の弟がこの二風谷で結婚して住み始めました。それが私の7代前の先祖です。
ゲストハウスのロゴ【三本線にシャチの背びれ】は、その7代前の先祖から使っている我が家の血統を示す印です。
地域ごとに言葉や生活様式などの違いがあるアイヌ民族ですが、僕は沙流川流域のアイヌ文化を受け継ぐ一人となるべく活動しています。


そして、旅行でよく宿泊していたゲストハウスを地元でも始めたいと思い2018年4月15日に「ゲストハウス二風谷 ヤント」をオープンしました。
旅行者同士、または旅行者と地域住民同士をつなぐ場を目指しています。
旅先では気候、風土、文化や食事など普段の生活とは違う環境を求めるものではないでしょうか?
ここ二風谷には他のどこにもないユニークな環境があります。
ぜひ、二風谷に滞在してアイヌ文化を感じていただきたいです。

ゲストハウス二風谷 ヤント 
オーナー 萱野公裕